
いつかは親の介護が必要になるのかもしれないけど、同居はしたくないな…介護のために引っ越すのは大変だし、そもそも介護って負担大きそうだからできる気がしないんだよね。


親の介護で同居したくない



親の介護のために実家に戻ってくるのが当たり前みたいな考えの人が減れば、気持ち的にも楽なんですけどね。
ただ同居するだけが介護じゃない!



介護する側の子供にも自分の生活がある訳だし、必ずしも同居しなくてもいいはずですよね。
子供もいるし引っ越したくない!
親の介護のために同居するのが難しい理由は人それぞれですが、子供がいる場合は引っ越しによって転校する必要があったりして大変です。実家を出て配偶者や家族と暮らしている人は特に同居は難しいでしょう。
もともと親とそんなに仲良くない!
子供がいるなどの事情がなくても、親と仲良くない人が介護のために同居するのは精神的に負担がかかります。せっかく実家を出て親から離れられたのに…と思ってしまうかもしれません。
同居しなくても介護ってできる?→できる!



ドラマの影響とかで介護っていうと家で親の面倒を見るイメージがありますが、それだけじゃないんです!
①在宅系の介護サービスを使い倒す!



住み慣れた家にいながらプロの介護を受けられるって、親にとってもメリットが大きいと思います。
定期巡回随時対応型訪問介護看護
定期的な訪問介護や訪問看護の他、通報を受けたオペレーターが必要に応じてサービスの手配を行い、スタッフが随時自宅を訪れて入浴や排泄などの世話をしてくれます。要介護1以上で利用できるサービスです。
小規模多機能型居住介助支援事業所
デイサービスを中心に訪問介護やショートステイを組み合わせて、同一の介護事業者からサービスを受けられます。親の体調などに合わせて必要なサービスを利用でき、料金は月額定額制です。
②保険外のサービスも併用する!



介護保険サービスも便利ですが、それだけでカバーしきれない部分は保険外のサービスに頼っちゃいましょう!
旅行に同行してくれるサービスもある
介護福祉士などの資格を持ったスタッフが旅行に付き添ってくれるサービスがあります。バリアフリーの宿泊施設の手配なども可能です。買い物などの外出をサポートしてくれることもあります。
ペットの世話もお願いできる
ホームヘルパーにペットの世話をお願いすることは介護保険の適用外なのでできませんが、ペットシッターなどのサービスを利用することでペットの心配が解消されます。
③施設に入所する



同居は無理でも、離れて暮らしていたら心配になることもあると思います。施設に入れば安心ですね。
施設はいろいろな種類がある
介護施設は公的施設と民間施設、要介護認定を受けていなくても入居できるのかできないのかといった入居条件などにより種類が分かれます。費用は公的施設の方が安いですがその分人気があってすぐに入居できない場合もあります。
それぞれのニーズに合わせて選べる
費用やサービス内容、親の状態などによって希望に合う施設を選びましょう。地域包括支援センターなどの窓口に相談して施設探しをするのもあり。また、事前に見学して施設の雰囲気などを見ておくのがおすすめです。
そのためには資金が必要!



お金がなくてサービスが使えないのはつらい…コツコツ貯めて、スネ夫の家みたいな余裕を持ちたいですね。
元気なうちから介護費用について相談!



親が元気だと介護の話はまだ先…って思いがちですが、後悔しないためにも早めに話し合いましょう。
①→③になることも考えておいて
初めはホームヘルパーやデイサービスを利用しながら自宅に住み続けていても、体調の変化などによっては施設への住み替えが必要になる可能性もあります。ケアマネージャーや親と連絡をまめに取って、状況を把握しておきましょう。
終の棲家についても相談しておこう
看取りの対応をしてくれる介護施設もありますが、親は人生の最期をどこで過ごしたいのか、本人の希望も聞いて介護の計画を立てておきましょう。
【まとめ】親の介護で同居したくないなら貯金しとけ!



お金がなくて、在宅介護した方が安いから結局同居…なんてことにならないように、今から貯金しておきましょう!備えすぎて困ることはないですよ。
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