
親の介護をすることになったけど、生活が苦しくて……。この介護の責任って、子どもだけが背負うものなのかな?



子どもだけということはありません!
今回は親の介護の責任問題についてお話していきますね。


親の介護の責任は、子供だけ??←そんなことはない!



結論から言うと、親の介護の責任が子どもにあるのは事実ですが、子どもであるあなただけにあるわけでもありません。
自分一人で背負わなくていい!
親と子どもは互いに扶養義務というものがあり、親の介護は子どもがするというのが基本的な考え方としてあります。
しかし、当然子どもが一人とは限らないわけで、自分一人だけで責任を負う必要はありません。



仮に長男や長女だとしても、責任の大小に関係はありませんよ。
兄弟姉妹、場合によっては親族と協力していきましょう。
介護義務は大きく分けて2種類



実際に責任を負うとなったときに、果たすべき介護義務は大きく分けて2つです。
①身の上の面倒をみる
まずは身の上の面倒を見ること。介護と言ってイメージするようなことの全般がこれにあたります。
ちなみに面倒を見ていれば、在宅か施設かは問われません。
②経済面での支援
そしてもう一つは経済的に支援をすること。
介護を必要としている方は基本的には働くことはできないので、収入は激減しているかと思います。
そんな経済状況を支援する義務があるということですね。
余裕がないときの助け舟も
ちなみに、経済的にそんな余裕はない!という方のために、公的制度も多数用意されています。
介護のための休みが取れたり、介護に必要なお金を支給してもらえたりと、様々な制度が揃っています。



こんなの無理だ!と諦める前に、まずは使える制度がないか調べてみてくださいね。
兄弟、夫婦で役割分担し、身も心も分担されるべき!
みんな平等に介護する義務がある
ここで冒頭のお話に戻りますが、介護は子どもの一人が責任を負うものではありません。
兄弟姉妹、夫婦など、なるべく複数人で分担をしていくべきでしょう。



例えば兄弟姉妹で曜日ごとに担当を分けたり、介護費用を出し合ったり。夫婦ならより寄り添ったスタイルでの介護ができそうですね。
親の介護の責任は家族みんな平等にある!
ということで今回のまとめです。
親の介護は、子ども一人だけが責任を負うものではありません。
兄弟姉妹、夫婦、親族、なるべく皆で分担して、協力しながら介護をしていきましょう。



事前の話し合いなどを重ねて、誰かが不幸にならないような介護プランを組んでいきましょう!
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