離れて暮らしてる親が心配だけど、地元に帰った方がいいのかな…遠くにいたらもし何かあってもすぐに駆け付けられないし、体調が悪くてもそばにいないとなかなか気付けないからなぁ。
親の介護で地元に戻る人は多い?←結構いる
地元を離れた人が戻ってくる理由は様々ですが、親が要介護状態になったことで地元に帰る「Uターン介護」は決して珍しくないケースです。
超高齢化社会ですし、親の介護を理由に転職や引っ越しする人はどんどん増えてそうですよね。
遠方からの介護は大変
身体的な介助や通院の付き添いなどは、遠くに住んでいるとなかなかできません。休日の度に実家に通うのも、時間や労力、交通費の面で厳しくなってきます。
実家が遠くて介護しに行けないからといって、何もしないままでは親が危ないですもんね…
経済面で負担して兄弟姉妹に任せるケースも
実家やその近所に住んでいる兄弟姉妹がいる場合、自分は介護費用を負担して兄弟姉妹に親の介護をお願いするという役割分担ができます。
ただお願いするだけでは申し訳ないけれど、介護できない分お金を出せれば丸く収まりそうですね。
親の介護で地元に戻る時の注意点3選
地元に帰るなら今の仕事は辞めなきゃいけないし、久々に親と暮らすことになるけど…やっていけるかな?
仕事を探す必要がある
実家に戻るために仕事を辞めたら、次の仕事を探さなければいけません。地方は求人が少なかったり、給与が低かったりしてなかなか仕事が決まらない可能性もあります。
今の仕事を辞める前に、地元の求人をチェックして先に次の仕事を決めておいた方がよさそうですね。
距離感の近さがストレスになることも
いくら親子でも、家の中で毎日顔を合わせていたら嫌なところが目についたり、要介護者だからとつい親に干渉しすぎたりしてお互いストレスが溜まってくることもあります。
親と同居する場合や実家の近所に住む場合でも、心の距離はほどほどにキープしておきたいですよね。
同居で介護サービスに利用制限がかかる
訪問介護サービスには食事や入浴などを介助する「身体介助」と掃除や洗濯など家事を代行する「生活援助」がありますが、同居家族がいる場合は基本的に生活援助を利用できません。
同居していたら絶対ダメな訳ではありませんが、別居している場合よりも利用のハードルは高そうです。
親の介護で地元に戻らない方法
できれば地元に戻らないで、このまま今の仕事を続けたいけど…やっぱり別居しながら介護は厳しいかな。
介護サービスを利用する
訪問介護やデイサービスなど、介護サービスを利用すれば親の身の回りの世話をプロにお任せできるので、家族が同居して介護する必要はなくなります。
必ずしも家族が介護しなきゃいけない訳じゃないですもんね。プロが介護してくれるなら安心感もあります!
親の近くにいる親族を頼る
親の近くに兄弟姉妹や親戚がいる場合は、介護をお願いするのも手です。了承してもらえた場合でも休みの日は時々実家に帰って自分も介護するなど、任せっきりにはしないように気をつけましょう。
介護してくれた時にかかった費用や交通費など、お金の管理はきちんとしてトラブルを回避しましょう。
こまめに親と連絡する
電話やLINEで親と連絡を取っていれば、様子を把握できて体調不良などの異変にも気付きやすいでしょう。毎日でなくても、なるべく頻繫に連絡するといいですね。
スマホの操作に不慣れな親でも使いやすいアプリもあるので、積極的に活用しましょう!
見守りカメラなどのサービスを利用
見守りカメラを設置すれば、スマホで親の様子を確認できます。体調が悪い時に警備員を呼べる機能など、離れて暮らす親を安心して見守れるサービスもあります。
カメラ機能以外に駆け付けてくれるサービスもあるなんて、ベイマックス並みの頼もしさですね!
【まとめ】地元に戻るかどうかは慎重に判断
介護が必要になったからといって、同居が必要とは限りません。親とも相談しつつ、無理しないで介護できる方法を見つけましょう。
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