親が倒れたから介護しないといけないけど、一人っ子だから分担できる兄弟姉妹がいないのは結構きつい…仕事も介護しながら続けるのは難しそうだし、辞めるしかないのかな。
一人っ子の20代が親の介護をするなら
20代って社会人ならキャリアが始まったばかりだし、まだ学生って人もいますよね。そんな若いうちから一人っ子で親の介護をするのは責任が重い…
役所などの相談窓口へ連絡する
まずは役所や地域包括支援センターなど、近くの窓口に相談しましょう。親の介護にあたって何をすればいいか、どんなサービスや制度が利用できるか、情報収集できます。
介護がいきなり始まったらわからないことだらけだと思います。疑問や不安はすっきりするまで聞きましょう!
親族を頼ってもいい
兄弟や姉妹がいなくても、親戚が協力してくれる場合もあります。一人っ子だからといって全部自分がやらないといけない訳ではありません。
一人で抱え込んで頑張る必要はないって思えるだけでも、ちょっと心が軽くなりますよね。
介護サービスを利用する
日中は仕事で家にいられない、入浴などの介助は体力が必要で厳しいなどという問題がある場合は、介護サービスに頼りましょう。具体的には、デイサービスや訪問看護などがあります。
ずっと親に付きっきりじゃなくてもいいんです。プロの手を借りて介護の負担を減らしましょう。
20代なら仕事は退職しない方がいい
伸びしろがあってまだまだこれからな20代、親の介護を理由に仕事を辞めるのはもったいないですよね。
介護休業制度・介護休暇制度を使う
要介護状態の家族を介護するために仕事を休める制度があります。介護休業は長期間の休み、介護休暇は一日や半日単位で休みが取得できるので、状況に応じて使い分けましょう。
仕事を休む罪悪感があるかもしれませんが、正当な権利です!制度を使って気兼ねなく休みましょう。
きついならアルバイトや派遣でもOK
フルタイムで社員として仕事を続けるのが難しい場合は、転職して時間の融通が利きやすいアルバイトや派遣で働くという選択肢もあります。
ハローワークや派遣会社に事情を話して、無理なく介護と両立できそうな仕事を見つけたいですね。
生活保護という最終手段も
親の介護と仕事がどうしても両立できない場合、収入は途絶えてしまいます。その場合は生活保護という手段も。条件はありますが、世帯分離をして親だけ生活保護を受けられる可能性があります。
生活保護を受けていても介護サービスの利用はできます。申請方法などは役所の窓口で教えてもらえます。
一人っ子の20代が介護で相談できる窓口
介護の相談ができる窓口って結構多いんです。兄弟姉妹がいなくても、窓口に頼れば負担が減りますね!
地域包括支援センター
介護費用に不安がある場合や介護施設を紹介してほしい時など、高齢者に関する幅広い内容の相談ができます。
困ったらまずは相談してみるとよさそうな窓口ですね!役所の手続きを代行してくれる場合もありますよ。
病院の主治医や相談窓口
親の症状を把握している医師に介護についての相談先を紹介してもらったり、病院内の窓口に通院、入院費用の相談をしたりといったことができます。
親を診てもらっている先生や病院なら話が早そうだし、介護のことも安心して相談できますね。
市区町村の介護保険課
介護保険サービスの利用に必要な要介護認定の申請は役所の担当窓口でできます。高額介護サービス費など、介護費用の負担を軽減する制度の申請も役所から。
要介護認定を受けたら介護保険サービスが利用できるようになるので、早めに相談するといいですね。
各地域の民生委員
民生委員に介護の困りごとや不便に感じることを相談すると、専門機関に繋いでくれたり利用できる制度を教えてくれたりします。離れて暮らす親の安否確認をしてくれることも。
地域の人達を見守ってくれる民生委員って、ちびまる子ちゃんのおばあちゃんみたいな安心感がありますね。
【まとめ】無理せずに周囲を頼ろう
一人っ子でも関係なく利用できる制度や、相談できる先はあります!一人でやらなきゃって無理せずに、周りの人の力を貸してもらいましょう。
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