親の介護が必要になったけど、体力に自信ないし介護の知識もないから正直できる気がしない。お金を払ってヘルパーさんにお願いした方が安心できるかも。でもヘルパーってどんな仕事なのかな?
ヘルパーって親の介護で必要?
「親の介護でヘルパーさんに来てもらってる」って話、聞いたことがある人もいると思います。何となく介護のプロっぽいイメージはありますよね。
ヘルパーってそもそも何者?
響き的に、介護の手助けをしてくれる人って感じ…?そういえば任侠ヘルパーってドラマもあったよね。
ヘルパー→ホームヘルパー=訪問介護員
ヘルパーは正しくは「ホームヘルパー」、または「訪問介護員」といいます。資格を持った人のみ、ホームヘルパーとして働くことができます。
自宅に来て介護をしてくれる人
その名の通り高齢者や障がい者の自宅を訪問し、自宅での自立した生活をサポートします。利用者が自分一人ではできないことや、家族ができない介助を手助けしてくれます。
ヘルパーって何が出来るの?
どんなことをどこまでやってもらえるのかな?さすがに生活のお世話全部は頼めないよね…
①身体介護
食事や入浴、排せつなど、利用者の身体に直接触れて行う介護を「身体介護」といいます。自分でできることは利用者自身でやって、転倒などしないようにそばで見守りや声掛けをする「見守り的援助」も含まれます。
②生活援助
掃除や洗濯など、利用者の身体に直接触れない介護は「生活援助」といいます。利用者が自分一人ではできない家事を代行しますが、例えば家族の食事の用意や大掃除といった日常生活に必要でないサービスはできません。
親の介護の悩みを解決する3つのサービス
家で介護する場合、家族だけでは対応しきれない部分もありますよね。そんな時のためにプロがいます!
①訪問介護
仕事とか用事があって家を空けることも多いけど、ヘルパーさんが来るなら安心して出かけられそう。
自宅での介護を助けてくれる!
着替えや排せつ、食事といった日常生活で必要なことをサポートしに来てくれるので、親と離れて暮らしている場合や同居していても仕事があって介護できない時に心強いサービスです。
入浴など体力的につらいことも業務内!
入浴などの身体介護は、親の身体を支えたり持ち上げたりする必要があり体力的にきついと感じる人も多いです。怪我をしないよう安全面でも気を遣う必要があり不安も大きくなりますが、プロにお願いすれば安心できます。
夜間対応アリも嬉しいね!
ヘルパーに来てもらえるのは日中だけではありません。夜寝る時の寝返り介助や急な怪我、体調不良があった時の対応など、夜間も対応してもらえるサービスがあります。
②定期巡回・随時対応型訪問介護
残業で帰りが遅くなったり、夜勤で働いたりしている人もいるので、夜間に来てもらえるのは心強いですね。
一日に何度でも訪問してくれる
随時対応サービスでは親が転倒したり急に体調が悪くなったりした時に、ケアコール端末からの通報を受けてヘルパーが訪問してくれます。1回の訪問は30分が目安で、サービス対応時間帯であれば何回でも利用可能。料金はその都度かかります。
24時間いつでも相談OK
ケアコール端末からの通報を受け、オペレーターがヘルパーの派遣や救急車の手配などを行ってくれるサービスが24時間利用可能です。
緊急時には看護師同伴で訪問してくれる
通報の内容によっては、看護師が自宅を訪問する場合もあります。通報を受けるオペレーターも看護師や介護福祉士などといった専門家なので、突然の事態にも専門知識をもとに対応してくれます。
③小規模多機能型居宅介護
デイサービスもヘルパーもショートステイも、一つの事業者が提供してくれるいいとこどりなサービスです!
通い・訪問・宿泊の3つを提供してくれる
デイサービスを中心に訪問介護やショートステイを組み合わせて利用できます。それぞれのサービスを別の施設で利用すると対応するスタッフも変わりますが、小規模多機能型居宅介護は全て馴染みのスタッフに対応してもらえるので親も安心です。
体調変化があるときは特に安心!
予約なしで必要な時に必要なサービスを受けられるので、体調の変化に応じてデイサービスからそのまま施設に泊まるなどといった対応も可能です。
月額定額で回数制限なし!
月額料金を支払えば利用の時間や回数に制限はないので、お金のことは気にせずその時の親の状況に合わせて柔軟にサービスを組み合わせできます。
【まとめ】親の介護でヘルパーは心強い味方!
ヘルパーって一言で言っても色んなサービスがありますね!親の介護で困ったらプロを呼んで、親子どっちも安心して生活できる毎日を手に入れましょう。
コメント