実家を出て一人暮らしをしているけど、親がそろそろ介護が必要そうで……。遠方で介護が難しいとき、どうすればいいのかな?
遠方で介護ができない、そんなときは介護施設を使いましょう!
親の介護が遠方なら介護施設で解決
遠方で親の介護ができない場合は、介護施設を使うのが安心です。
介護施設にもいくつか種類がありますので、順番にご紹介していきますね。
介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームとは、通常の老人ホームにプラスして、24時間介護スタッフがいるスタイルの施設です。
食事や洗濯などの支援、またレクリエーションなども合わせて受けることができますので、お願いする側としては安心感が高いかもしれませんね。
住宅型有料老人ホーム
住宅型有料老人ホームも生活の支援を受けながら利用ができる老人ホームです。
こちらは介護付き有料老人ホームとは違い、介護サービスは含まれてはいません。
介護サービスが必要な場合は、別途外部の業者と契約をすることになるので注意です!
サービス付き高齢者向け住宅
こちらは「そこまで介護が必要ないけど、一人暮らしをするには心配な部分もある」そんな方向けの施設になります。
最低限のサービスや補助を受けつつ、自宅とそこまで変わらない自由度で生活ができるのが特徴です。
グループホーム
グループホームは、認知症のある方向けの施設になります。
5人~9人程度の利用者同士で暮らしながら、色々なサポートを受けることができるようですね。
こちらは入居の条件が少し厳しいので、よくチェックしてみてください。
遠距離介護でかかる費用
施設を利用すれば確かに安心できそうだけど、お金はかかりますよね。
どのくらいの予算を準備しておけばいいんだろう?
基本的には施設の利用料と交通費、この二つを抑えておきましょう!
介護施設の利用料
介護施設を使う以上、絶対にかかるのがこのお金。
おおよそですが入居時に10万円程度、月々の利用料として15万円前後が相場となっています。
もちろん施設によっても差がありますので、入居前によく確認しておくことをおすすめします。
交通費
また、利用料の他に交通費も確保しておいた方がいいでしょう。
いくら施設にお願いしているとはいえ、定期的な面会、また急な呼び出しなども考えられます。
そのために遠方から駆け付けるための交通費も、予算としてカウントしておきましょう。
遠距離介護をする上で重要なポイント
介護施設を利用する場合でも、遠方からの介護はあらかじめやっておくべきことがいくつかあります。
親と話し合っておく
まずは何より本人と相談をしておきましょう。
いくら介護施設の利用がいいと考えていても、親本人が納得していなければ入居は難しいでしょう。
話し合いを重ねて、お互いに納得できるポイントを探しておく必要があるんですね。
事前に準備・計画をしておく
例えば介護施設を利用する場合、
・どの施設を選ぶか
・見学や申し込みはいつ行くのか
こういった点を事前に確認しておきましょう。
施設側の入居者の募集スケジュールなどもありますし、早め早めの確認が大事です。
利用できる制度や補助金を確認しておく
たくさんのお金がかかる介護、利用できる制度や補助金はできるだけ利用したいですよね。
介護に関する補助金はかなりたくさんありますから、受け取れそうなものがないか、調べておきましょう。
【まとめ】親の介護は遠方でも問題なし
それでは今回のまとめです。
親の介護は遠方にいても問題なくすることができます!
ただし介護施設には色々な種類があるので、自分たちに合った施設を選び、準備や確認をしっかり行うようにしましょう。
介護が必要な時期はいつくるか、正確な予測はできません。
できることから準備しておきましょう!
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