親の介護の準備をしているのだけど、どうにも分からないことが多くて……。資格でもあれば勉強しやすいんだけど、何かいいものはないのかな?
介護に役立つ資格、あります!
介護をするにあたって、資格があると何かと安心ですし、勉強の取っ掛かりとしても入りやすいですよね。そこで今回は、
・介護に役立ち、
・就職や転職でも有利になる!
そんな資格をいくつかご紹介していきます。
親の介護に役立つ資格3選
今回はおすすめのものを3つセレクトしました。
その資格の取得難易度と取得方法も合わせてお伝えしていきますね。
①介護職員初任者研修
介護職員初任者研修とは、介護職として働く方向けの、介護の基本知識を得るための研修のことです。
研修と名前についていますが、立派な資格の一つです!
〇難易度
こちらの資格は、合格率がほぼ100%となっています。
つまり学びさえすれば安定してとることができる、入門者にピッタリの資格だということですね。
〇取得方法
介護職員初任者研修は全20回程度の講座を受け、その後修了試験を受ける、という流れになっています。
自宅学習のテキストが充実しているような講座も多いですし、勉強はしやすそうですね。
②福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターも、介護に役立つ資格の一つです。
こちらは介護の実技というよりは、知識重視のイメージとなります。
例えば介護をする人へのアドバイスだったり、要介護者のことを考え、住みやすい住宅やインテリアを提案したりするのがメインの目的のようです。
〇難易度
福祉住環境コーディネーターは1級から3級までがありますが、一番簡単な3級は60%前後の合格率です。
そこまで難しいとは言えないですが、しっかり勉強する必要はある難易度ですね。
〇取得方法
福祉住環境コーディネーターは資格試験で合格すると取得することができます。
試験は1年に2シーズンほど、それぞれ1ヶ月弱の期間の中から好きな試験日を選ぶことができます。
参考書や通信講座なども充実していますので、まずはそこから勉強を始めてみるのが良さそうですね!
③准サービス介助士
准サービス介助士は、手助けが必要な人に対し、適切な支援をするための知識や技術を得る資格です。
介護の現場ではもちろん、街中での車いすの方の介助や、高齢者の手助けなど、サポートを必要としている人に対して役立つようですね。
〇難易度
准サービス介助士の合格率は80%以上。
試験を受けるのに特に制限もないので、誰でも挑戦しやすい難易度と言えますね。
〇取得方法
准サービス介助士は試験を受け、合格すれば取得することができます。
この試験は在宅でできますし、勉強も比較的しやすいかと思います。
勉強も受験も、手軽に始められそうな資格ですね。
資格を取得すれば就職でもかなり有利
介護職員初任者研修が役立つ仕事
こちらの資格を取ると、お風呂やトイレなどの相手の身体に触れる介助ができるようになります。
無資格ではできない仕事なので、介護施設などの採用では有利になるということですね!
また基礎的な知識の資格でもあるので、ここから介護福祉士実務者研修、介護福祉士、といったようにステップアップしていくこともイメージしやすいでしょう。
福祉住環境コーディネーターが役立つ仕事
福祉住環境コーディネーターの資格があると、幅広い業界で役立ちます。
福祉や介護はもちろん、医療分野、はたまた建築分野まで。
建築士や不動産会社の人が仕事の幅を広げるために取ることもあるような資格ですから、仕事に活かせる場面はかなり多いですね。
准サービス介助士が役立つ仕事
准サービス介助士の資格は、介護業界の全般で役立たせることができます。
高齢者向けの施設の職員や、訪問介護の職員、また病院に就職する際にもできる仕事が広がるため、プラスに働くかもしれません。
こちらも介護業界全般でプラスになる資格だと言えますね!
【まとめ】資格は介護でも就職でも役立つ
それでは今回のまとめです。
介護に役立つ資格は
・介護職員初任者研修
・福祉住環境コーディネーター
・准サービス介助士
の3つをおすすめします。
普段の介護に役立つのはもちろん、介護系の職種や、それ以外の業界でも就職に使えるようなものばかりです。
親の介護に活かしたい人も、そうでない人も取って損はない資格です!
ぜひこの機会に勉強してみてくださいね。
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