私ももう60代に突入しようとしているのですが、この年齢で親の介護を始めることになって……。やっぱりこれから大変になるでしょうか?
60代からの介護は確かに大変です。
しかしその大変さを和らげる対策や準備もあります!
今回はそれをお伝えしていきますね。
60代から親の介護って大変?←結構大変
先ほども言った通り、60代から親の介護を始めるのは結構大変です。
その理由はいくつかありますよ。
そもそも体力的に大変……
そもそもの理由として、60代からの介護は体力的に厳しいものがあります。
車椅子を押したり、プラス一人分の家事をやったり、寝るときに身体を持ち上げたりなど、介護は体力をつかう作業なんです。
仮に30代であろうと介護はキツい仕事でしょうからね。
60代が大変なのも当然の話です。
自分のことも考えなきゃいけないし……
また、60代ともなると自身のことも考える必要があります。
仕事をいつ辞めるのか、年金はどうなるのか、今後の生活スタイルや収入源はどうしていくのか、悩みはつきませんよね。
それを考えるのにはある程度の時間と余裕が必要ですが、介護によってそれを確保できなくなってしまうんですね。
お金に余裕がない人もいるはず……
お金に余裕がないから、少なくとも定年までは働き続けなければいけない!という方もいるでしょう。
そういう人にとっても、介護は時間と体力をとられてしまう大変なものなのです。
大変な思いをしないために今できること4選
大変とはいえ、上記のようにその理由は分かっています。ということは、対策や準備もしやすいはず。次はそれをお話していきますね。
まずは親と話し合っておこう
まずするべきことは、親との話し合いです。
・介護を望むのか
・介護サービスは使うか
・在宅か施設のどちらがいいか
こういったことを、介護が必要になる前にしっかり話し合っておきましょう。
自分の健康にも気を配っておこう
介護はとても体力を使うもの。健康な身体でなければ、とてもこなせません。
60代ともなると何かしら不調があってもおかしくないですから、人一倍健康に気をつかっておきましょう。
定期的な健康診断、人間ドックなどがおすすめです。
お金にはなるべく余裕を持っておこう
介護が始まると、必然的に働く時間はとりづらくなります。つまり、収入は減ってしまう可能性が高いということです。
計画的な貯金、自身の事業や株式などでストック収入を作っておくなど、お金の余裕を持っておくことが大事です。
家賃収入や配当収入などがあれば少し安心ですが、一朝一夕にできるものでもありません。地道に貯金をしておくのが無難ですね。
介護に関する制度を知っておこう
介護が大変なとき、あなたを助けてくれる制度もたくさんあります。でも、知らないとそれを使うことはできませんよね。
例えばお金を支援してくれる制度としては、
・介護休業給付金
・家族介護慰労金
・居宅介護住宅改修費
などがあります。
また、介護費や医療費の負担を抑える制度としては、
・高額医療・高額介護合算療養費制度
・高額介護サービス費制度
・医療費控除
このようなものがありますね。
これ以外にも制度はたくさんあるので、自分が使えそうなものはないか、一度調べてみましょう!
介護の大変さを解決するには?←介護サービスを使おう
介護が大変なときには、介護サービスを使うのも効果的です。
介護サービスを使えば負担が減る!
介護サービスというのは、例えば訪問介護などのことですね。
週に3回訪問介護に来てもらえば、当然介護の負担は減りますよね。
どうせお金がかかるでしょ?←国や自治体、会社の制度を頼ろう
介護サービスを利用するには、確かにお金はかかります。
しかし先ほども言ったように、介護のお金の負担を軽くしてくれる制度はたくさんあります。
自分が使えるものはないか、改めて調べてみてください!
【まとめ】60代から親の介護をするなら準備が大切
それでは今回のまとめです。
60代から親の介護を始めるのは、とても大変です。
だからこそ、事前に段取りや利用できる制度を確認し、準備をしておきましょう。
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