親の介護を引き受けたはいいものの、思ってた以上にきつい。結婚して家族がいれば協力してもらえたり愚痴を聞いてくれたりしたかもしれないけど、独身だからそんな相手はいないし…
50代独身女性の親の介護は辛い?
もっと若い世代や結婚している人とは違った、50代で独身の女性ならではの辛さがあるんです。
自分の老後が楽しめない
親の介護が始まると自分の時間が取りにくくなり、老後のために貯めてきたお金があっても、介護費用に充てなければいけなくなる場合もあります。
仕事のリタイアも近づいてきて、老後の楽しみも考えるようになる時期に親の介護はなかなか辛いですね。
仕事との両立が体力的にきつい
仕事をしながら介護をする場合、家に帰ってもゆっくり休む時間が取れず疲れが溜まりやすいです。50代という年齢的にあまり無茶はできず、溜まった疲れも取りにくくなります。
仕事も介護も…って若くても辛いと思いますが、50代でやらなきゃいけないのは更にしんどそうです…
自分一人で抱え込んでしまう
独身の場合は結婚している兄弟姉妹から介護を押し付けられることも多く、自分の配偶者や子どもに介護や家事の協力をお願いするということもできないので、辛さを抱え込んで我慢しがちです。
せめて家事を分担してやってくれる家族がいれば、少しは楽かもしれないんですけどね。
50代独身女性の親の介護ストレス解決法
介護のストレスを溜め込むのは体にも悪影響です。我慢の限界が来る前に対処する方法を知っておきましょう。
自分時間をつくる
一人で出かけたり趣味を見つけたりなど、自分のための時間を確保すると気持ちが休まるはず。介護サービスを利用するなどして、少しでも自分時間を作ってみましょう。
朝から晩まで仕事か介護でいっぱいいっぱいでは、疲れが溜まる一方ですよね。リフレッシュだって必要です。
誰かに話を聞いてもらう
例えば友達や職場の人、相談窓口の人などに話を聞いてもらうと心が軽くなるかもしれません。悩みや愚痴は溜め込まずに話してみましょう。
身近な人に話しにくい場合は、アプリやインターネットで知らない人に話してみるのもいいですね。
食事・運動・睡眠を心がける
しっかり食べることや適度な運動、十分な睡眠という基本的なことを意識して体が整うと、疲労回復だけでなくメンタルの不調も改善される場合があります。
自分の健康を疎かにしてませんか?できる範囲で少しずつ、無理なく生活習慣を整えてみましょう。
50代独身女性が親の介護で限界な時
もう既に体や心が限界!って時はどうすればいいんだろう。そうなる前に対策できるとは限らないよね…
介護サービスを利用する
デイサービスや訪問介護、ショートステイなど、介護サービスを利用することで介護の負担が軽減できます。疲れやストレスで限界と思った時は、介護から離れる時間を作りましょう。
辛い時はその原因から一旦離れるのが有効です!短い間でも、介護しなくていい時間を確保してみましょう。
介護施設に入居してもらう
在宅介護ではなく介護施設を選択することで介護の負担が大幅に軽減されます。知識や経験のあるプロがいるので、安心して親の介護を任せられます。
在宅介護は親に何かあったらと思うと怖くて気を張ってしまいそうですが、プロがいれば心強いですね。
相談窓口に連絡する
地域包括支援センターや市区町村の窓口などに介護の悩みを相談すると、利用できるサービスや制度を教えてくれます。自分や親の状況をありのまま話して、助けになってくれる制度を活用しましょう。
自分一人で辛い思いを我慢しないで、まずは相談してみれば解決策が見つかるはずですよ。
【まとめ】一人で抱え込まないように
心が悲鳴を上げているなら無視しないで、誰かに相談しましょう。悩むあなたをアンパンマンみたいに助けてくれるサービスや制度がきっとあります。
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