親の介護でデイサービスを嫌がる親への対処法3選「この一言」

親が介護でデイサービスを嫌がる理由

知らない人に面倒を見られたくないから

要介護度が高いほど身体的な介助も必要ですが、中には知らない人から排泄や入浴の介助をされるのは嫌だという人もいます。

プライドがあるから

少し前までは元気で、自分のことは自分でできていた人にとって、デイサービスで介護されることをプライドが許さない場合もあります。自分に介護は必要ないと思っていることも。

人間関係が嫌だから

デイサービスに行けば職員や他の利用者と関わることになります。新しく人間関係を築くことが億劫だったり、トラブルになったら嫌だと思っていたりする場合もあります。

不慣れな場所で疲れるから

数時間だとしても家を離れて慣れない場所で過ごすのは、心や体に少なからず負担がかかります。そのせいで疲れてしまうのを避けたいという人もいます。

自分が知らないもので不安だから

デイサービスのような介護サービスは、実際に利用する立場になるまでどんなものかイメージしにくいです。よくわからない場所に行くというのは不安が伴います。

デイサービスを嫌がる親への対処法3選

「負担に感じている」と伝える

デイサービスに通ってほしい理由を伝えてみましょう。介護が負担だと本人に言うのは勇気がいると思いますが、正直に話すことで理解してくれる可能性もあります。

デイサービスのメリットを伝える

親にとってデイサービスはよくわからない怖い場所でも、メリットもあります。例えば生け花などの趣味や外出のレクリエーションもあるので、在宅介護ではできない体験もできます。

行きたくなるデイサービスを一緒に探す

デイサービスも施設によって雰囲気やサービス内容に違いがあります。パンフレットを集めたり見学に行ったりして、親がここなら行きたいと思えるところを探してみましょう。

デイサービスを親に勧める際の注意点

無理強いしない

嫌がる親の意見を無視して強引にデイサービスに入れるのは絶対NG。どうして嫌なのか、親の話をじっくり聞いて話し合うことが重要です。

少しずつ通ってもらう

最初のうちは短時間の利用にしたり家族が同行したりして、親の様子を見ながら少しずつデイサービスに慣れてもらいましょう。行きたくないという日は無理に行かせないことも大事です。

体調に配慮する

慣れない環境で体調を崩していても、本人がなかなか言い出せない場合もあります。いつも以上に親の体調を注意して見ておきましょう。

【まとめ】親の気持ちに寄り添って決める