親の介護でデイサービスを使うメリット3選【人気の施設は？】

親の介護でデイサービスを使ってみたい！

デイサービスの利用条件

要介護判定を受けている

デイサービスは、要介護1以上の認定を受けている人が対象。まだ要介護認定を受けていない人は市区町村の窓口で申請が必要です。本人による申請が難しい場合は家族や地域包括支援センターなどの代行でもOKです。

医療行為が必要ない

デイサービスには看護師が常駐していることが多いですが、医師は配置義務がないのでいない施設が多いです。そのため、デイサービスで医療行為を受けることは原則できません。

自分で通えるor送迎範囲内

家族が施設まで送ることが難しい場合でも送迎してもらえるので安心ですが、送迎可能な範囲から外れている場合は利用できません。施設によりますが、車で片道30～40分以内くらいが対象になっていることが多いです。

どのぐらいかかる？

基本は1割負担

デイサービスの費用は施設や利用するサービス内容によって異なりますが、介護保険が適用されるサービスは原則1割負担。目安としては、1日1000～2000円ほどと考えておくといいでしょう。

食事・おやつ代、イベント費は別会計

食事代など、介護保険が適用されない費用は全額自己負担です。金額はそれぞれの施設で設定しますが、昼食とおやつで大体500～1000円ほどであることが多いです。

そんなデイサービスのメリット3選！

①介護を受けられる

一人では難しい入浴もサポートを受けながら！

入浴の介助は体を支えることで腰に負担がかかったり、転倒しないように気を付けないといけなかったりして身体的にも精神的にも疲れやすいです。デイサービスにお願いすることで、介護のプロに任せられます。

栄養バランスのとれた食事も出てきます！

デイサービスで食事を提供するには食品衛生管理者の設置が必要です。そのため、資格を持ったスタッフによる管理のもと、衛生面や栄養に気を配った食事が提供されます。

②他者との交流がもてる

レクリエーションでお友達ができるかも

デイサービスでは体操やクイズ、手芸などといったレクリエーションも楽しめます。レクリエーションを通して他の利用者と会話したり、ゲームの中でチームワークが出来たりして、仲の良い相手ができるかもしれません。

様々な催し開催で飽きずに通える

施設によって節分やクリスマス、お正月といった季節ごとのイベントや買い物に出かけるなど、催し物もあります。孤独感の解消やストレス発散にもなり、認知機能の維持にも繋がります。

③機能訓練を受けられる

ラジオ体操・歩行訓練で機能低下を軽減

ラジオ体操や歩行訓練で体を動かすと筋力低下の防止だけでなく、認知機能の向上や生活習慣病の予防も期待できます。体を動かさずにいると歩くのもどんどん億劫になるので、家にこもるより訓練を受けた方がいいでしょう。

一人ではやらないけど、みんなでならできる

機能訓練は個人の状況に合わせた個別の訓練もありますが、基本的に集団で行うものが多いです。周りの利用者と励まし合ったりもできるので、自分一人ではしたくない人でも訓練を受けやすくなります。

人気がある施設ってどんなところ？

充実したアクティビティがある！

有酸素運動や筋力トレーニングもあり

適度な筋トレや有酸素運動は、身体機能をアップさせます。専門のスタッフが見てくれるので、無理せず質の高い運動ができます。

ゲームだけじゃない！陶芸などの工芸もできる！

普段はなかなかできないような、陶芸教室などの体験ができるデイサービスもあります。ちなみに、陶芸は楽しいだけでなく、集中力アップやリラックス効果があるそう。

パソコンや英会話で脳も活性化

施設によってはレクリエーション以外に、パソコンや英会話を学ぶこともできます。新しいことを学ぶと脳への刺激になり、認知機能を強化する効果があります。

家族へのサポートがしっかり！

家族のリフレッシュタイムの提供！

在宅でずっと家族が介護していると、疲れが溜まってストレスにも繋がりやすいです。デイサービスに数時間でも親を預けられれば、自分のための時間を確保できますね。

家族以外が対応できるって心強い！

家族だけで介護の大変さを抱え込むのではなく、介護のプロにお任せする時間もあることで安心感が得られ、親に怪我などがないように気を張りつめる時間も減らすことができます。

【まとめ】親の介護でデイサービスはアリよりのアリ！