親の介護やってるけど、精神的にも身体的にも疲れて正直もう限界…投げ出す訳にはいかないけどしんどいなぁ。せめて誰かにこの辛さをわかってほしいんだけど、誰に頼ればいいんだろう。
親の介護がもう無理だと感じる瞬間
育ててくれた親でも、介護していたらしんどい時や辞めたくなる時だってありますよね。
親と揉めている
もともと親とあまり仲良くない場合や、何かすれ違いがあって揉めている場合、介護をするのもしんどくなってきます。
相手が他人ならもう関わらないって選択もできますが、家族だし介護が必要だとそうはいかないですよね。
介護がストレスに感じる
介護をしていると自分の時間が取りにくかったり、忙しさから睡眠不足になったりしがち。そんな積み重ねからどんどんストレスが溜まる人も多くいます。
ストレスを放置していると体調を崩すこともあるし、早めに対処できたらいいんですけどね…
仕事との両立がきつい
介護しながら仕事もしていると、多忙で疲れが溜まりやすいです。介護のために仕事を休んだり早退したりしていると、職場で肩身の狭い思いをする場合もあります。
仕事を辞めたら収入源を手放すことになるし、両立するしかないけど辛いって人は多そうです。
自分の親が衰弱するのが辛い
元気だった親が自分のことを自分でできなくなったり、認知症などの病気が進行したりする様子を見ているのは、子どもとしてはショックや悲しさがあります。
自分の親が弱っていく様子を見るのはかなり辛そうです…介護していたら間近で見ることになりますもんね。
親の介護を放棄してもいい?←NG
辛いからもう親の介護を放棄したい!と思う人は多いと思いますが、それはできない現実があるんです…
親の介護は子の扶養義務
子どもが親の介護をすることは民法で義務付けられています。親の兄弟姉妹や配偶者も対象ではありますが、年齢などを考えると子どもが介護するのが現実的ですね。
法で決められているなら逃げられないですよね。ちなみに介護費用を援助することでも義務は果たせます。
放棄すると違反になる
正当な理由なく親の介護を放棄した場合は「保護責任者遺棄罪」、介護を放棄した結果親が怪我した場合や亡くなった場合は「保護責任者遺棄致死罪」または「保護責任者遺棄致傷罪」という罪に該当してしまいます。
親が怪我したり亡くなったりした上に自分も罪に問われるなんて、踏んだり蹴ったりですよね。
罰則を受ける場合も
親の介護を放棄して「保護責任者遺棄罪」や「保護責任者遺棄致死罪」といった罪に問われた場合、3か月以上5年以下の懲役や、もっと思い罰則を受ける可能性があります。
取返しのつかないことになって罰則を受けてしまう前に、介護を放棄しないで済む解決策を探しましょう!
親の介護もう無理を解決する方法
もう無理だと思った時、1人で抱え込まずにまずは誰かに相談してみましょう。親の介護を頑張るあなたの力になってくれる窓口や制度があります。
公的な相談窓口へ連絡
自分が介護疲れでパンクしちゃう前に、どこに連絡したらいいのか把握しておかないとね…
地域の民生委員
民生委員は地域のみんなを見守ってくれるボランティアです。介護の悩みに応じた制度やサービスの情報提供もしてくれます。
社会福祉協議会
高齢者やその家族の悩み相談、介護サービスの提供をしてくれます。介護保険の適用外のサービスについても相談が可能です。
地域包括支援センター
保健師や介護福祉士、主任ケアマネージャーといった介護に関するプロが設置され、介護保険の申請やサービスの提供など幅広く相談に乗ってくれます。
医療機関の相談窓口
親が通院や入院している場合、病院によっては費用の相談などを受け付けている窓口もあります。かかりつけ医に相談先を聞いてみるのもいいですね。
介護サービスの頻度を増やす
日中はデイサービスに通う、訪問介護に来てもらう回数を増やすなどすれば、今より親の介護をする時間を減らすことができます。物理的に親から離れる時間を増やすとストレスが軽減されるかもしれません。
使えるサービスはどんどん使って、自分がこれ以上苦しくならないように調整できたらいいですよね。
介護施設に入居してもらう
在宅介護を辞めて、介護施設に親の介護を任せるという方法もあります。費用はかかりますが、仕事や自分のための時間も確保できるようになります。
予算や親の希望に応じて施設を探しましょう。地域包括支援センターなどにおすすめの施設を聞くのもあり!
親族に協力を求める
兄弟姉妹や親戚に頼って、介護の役割分担をすることで負担が軽くなる場合もあります。遠方にいて介護ができない人からは介護サービスの費用を出してもらうなど、方法は様々です。
自分だけで辛さを抱え込まないで、ドラえもんに頼るのび太みたいに頼れる人には頼りましょう。
【まとめ】親の介護が無理なら周囲を頼る
無理して介護を続けていたら、心や体に限界が来てしまいます。家族や公的な窓口に遠慮なく相談して、あなた自身の健康も守りましょう!
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