そろそろ親の介護が必要になってきそうなんだけど、やるべきことってどんなことがあるんだろう?
実際に始まってしまう前にやっておくべきことはいくつかあります。
今回はそれを一緒に見ていきましょう!
親の介護が必要になったときにやるべきこと
まずは事前に介護の方針を決めておくことが重要になります。
順番に見ていきますね。
①親の介護について家族で話し合う
そもそも親の介護は必要なのか、必要になるならどのような形で行うのがいいのか、本人の希望はどんなものなのか、こういったことを事前に家族で話し合っておく必要があります。
いつ介護が始まってもいいように、予め準備しておくことが大切なんですね。
②兄弟や親族で役割分担を考える
兄弟や近くに住んでいる親族がいる場合、役割分担もできるといいですよね。
例えば曜日ごとに担当を分けたり、料理は自分、洗濯やお風呂は兄、といったように決めておくと◎です。
③介護サービスや公的制度を知る
場合によっては、介護サービスや公的制度を利用することも視野に入れる必要があります。
必要になったときに迷わずに使えるよう、知識は事前に仕入れておきましょう!
親の介護について決めておくべきこと
先ほど家族で話し合いをするべきと書きましたが、そこについて少しだけ深堀りしておきます。
介護費用を誰が負担するか
介護はやはりお金がかかるものです。
誰が、どのくらい負担するのか、これは事前に決めておきましょう。
お金関係は特に後々トラブルになりやすいですからね。
介護サービスを利用するか
介護サービスとは、訪問介護や介護施設などのことですね。
これらはお金はかかりますが、上手く使えば介護の負担を軽減してくれるものです。
それぞれの仕事などとの兼ね合い、親の要介護状態などを見て、総合的に判断しておきましょう。
親の介護について相談できる場所
事前にやるべきことはある程度分かったけど、自分たちだけでできるか不安かも。知識も経験もないわけだし……。
そんな方でも安心してください。
介護について相談できる場所もたくさんありますよ!
役所の介護保険課
各市区町村の役所には、介護保険課というものが置かれています。
これは介護に関わる制度の使い方、主に介護保険に関する相談をすることができます。
もちろん介護全般の相談も幅広くできますよ。
地域の民生委員
民生委員というものも、各地域に設置されていることが多いです。
こちらも介護の悩みの相談、各種制度の説明などをしてくれます!
医療機関の相談窓口
介護の相談窓口は、病院などの医療機関にもあることが多いです。
介護の方法や治療について、医療従事者目線で相談に乗ってくれるはずですよ。
ケアマネージャー
ケアマネージャーという、介護支援の専門家の力を頼るのも一つの手です。
介護施設や各種相談窓口に在籍していることが多いので、気軽に聞いてみましょう。
専門家とはいえ別途料金がかかることはありませんので、安心してくださいね。
【まとめ】親の介護は相談や準備が大切
それでは今回のまとめです。
親の介護は、事前に決めごとを相談しておいたり、予め準備をしておくことがとても大切です。
いざ介護が始まってあたふたしないように、この記事をチェックリスト代わりに、取り組んでみてくださいね。
先ほど紹介した相談窓口など、人の力を頼ることも忘れずに!
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