親の介護と仕事、両立したいけどなかなか難しい。親の体調不良で病院に行ったりしてたら有給も使い切っちゃったし、これ以上介護のために休むのは申し訳ないって思っちゃう…
親の介護でパートの仕事休むのってアリ!?
親の介護と仕事の両立が難しいという理由で離職する人もいますが、必要に応じて休みを取れれば、仕事を辞めなくても何とかなる場合もあります。
働きながら介護も頑張っている人をサポートする制度もあるんですよ。無理せず両立しましょう!
会社制度の内容を確認せよ!
親の介護をしている事情を会社に話して、使える制度はじゃんじゃん使い倒しましょう!(笑)
介護休暇
要介護状態にある家族を介護するために、時間単位で休みを取れます。対象の家族一人につき年5日まで取得が可能で、直前の申請でもOKです。
親が体調を崩したから病院に連れていくとか、急な用事にも対応しやすくて助かりますね。
短時間勤務制度
親の介護でこれまで通りの勤務が難しくなった場合は、短時間勤務制度を利用して働く時間を短縮できます。
会社によっては時短勤務できない場合もありますが、会社は以下のうちどれか一つ以上を導入する必要があります。自分の勤務先ではどの制度が使えるか、上司や人事に聞いてみましょう。
①短時間勤務制度
②フレックスタイム制度
③時差出勤制度
④介護サービスの費用を助成する制度
なんだったらお金ももらえる
仕事を休むとその分給料が減っちゃうのが痛いけど、休みもお金ももらえるなんてことあるの?
介護休業給付金
介護のために長期間の休みが必要になった時、条件を満たすと給料の67%が保証される制度があります。最大で93日まで受給でき、最大3回まで分割も可能です。
申請できるのは介護休業が終わった翌日から2か月後の月末まで。お休み中は申請できないので要注意ですね。
法律には介護休業制度がある
介護休業とは、家族の介護のために目安として2週間以上仕事を休まないといけない時に利用できる制度です。2週間前までに申請が必要だったり、休業後に職場に復帰する前提で休める制度だったりと条件があるので注意しましょう。
仕事を休むと肩身狭く感じる人もいるかもしれませんが、法律で認められてる権利ですし問題ないです!
仕事と介護の両立に準備期間が必要
親を介護施設に入居させるための準備や、介護のために引っ越しをして同居することになった時など、仕事と介護を両立する準備に何日もかかる場合があります。そんな時は介護休業制度でまとまった休みを取得するといいでしょう。
いきなり介護のための環境を整えるのはまず無理ですよね。仕事は一旦休んで、焦らず準備しましょう。
介護ハラスメントという言葉もある
介護休業などの制度を申請したいのに認めてくれない、介護のために残業しないと嫌味を言われる…など、働きながら介護する人を追い込む人もいます。こういったハラスメントを受けたら、すぐ会社の人や公的機関に相談しましょう。
事情を理解せず嫌がらせしてくる人、残念ながら実在します…一人で悩まないで、すぐ誰かに話しましょう!
もう、悩まない!生活にも気持ちにも余裕をくれる
介護のために仕事を休むってお金の不安があったし周りにも申し訳なかったけど、制度を活用できればそんなに悩む必要ないのかも。
働く人の正当な権利ですし、罪悪感は感じなくていいんです。お金の保証もあるって、アンパンマンが駆け付けてくれた時みたいな安心感がありますね。
親の介護でパートの仕事を休むのって普通なんです。
親の介護のために休むのは全然問題ありません!仕事も介護も無理はしないで、自分のペースで両立できたらいいですね。
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