親の介護が必要になったから、今まで通り働くのは厳しいかも…部署異動すれば何とか仕事と介護が両立できるかもしれないけど、今の部署の上司とか同僚に嫌な顔されたらどうしよう。
親の介護を理由に異動願いは出せる?←はい
親の介護を理由に異動を希望する人や、転勤を命じられても断る人が増えています。正当な理由として認められれば希望は受け入れられます。
親の介護をしなければいけないというれっきとした理由があるので、遠慮なく異動願いを出しましょう。
親の介護で異動するメリット
今の部署で仕事を続ける、退職するなど選択肢は色々ありますが、会社を辞めずに介護しやすい働き方に変えられればリスクも少なくていいですよね。
仕事の負担が減る
例えば残業が少ない職場に異動すれば介護の時間が確保しやすくなります。自分に合った働き方ができそうな異動先があるか確認してみましょう。
多忙な環境で働いていれば介護との両立は難しいですよね。人事に相談してみるとよさそうですね!
時間に融通がきく
時短勤務やフレックスタイム制が選べる場合もあります。部署によって出勤時間や休日が違うこともあるので、時間帯をずらせば仕事が続けられそうという人は要相談です。
介護や親の通院のために早退したり休んだりしやすそうなところだと更にいいですね!
実家近くへ異動できる
親と別居している場合は実家の近くに異動することで、仕事しながらでも親の様子を見に行きやすくなります。休日や仕事の帰りに実家に行きやすいのは大きなメリットですね。
遠くに住んでいたら心配も大きいし、同居じゃなくてもすぐ行ける距離に住めたら安心感が違いますね。
介護への理解が得られる
職場によっては、忙しいのに時短勤務や早退で穴を空けるなんて…と風当たりが強くなるおそれもあります。異動がうまくいけば、事情をわかってもらえる環境に行けるかもしれません。
ワークライフバランスが取りにくいほど忙しい部署では、正直介護どころではないですもんね…
親の介護で異動するデメリット
異動はメリットだらけ!と思いきや、デメリットもあります。事前に把握しておけば対策できますね!
環境が変わる
異動すれば、仕事内容や人間関係も変わります。親の介護に加えて慣れない環境に馴染む必要もあるので、大変かもしれません。
無理して体調を崩したら元も子もないので、焦らずゆっくり新しい仕事に慣れていきましょう。
キャリアが変わる
それまで積み上げてきた経験やキャリアも、異動によって全く違う仕事をするようになれば変わります。長く続けてきた仕事だと尚更、手放すのをもったいなく感じるかと思います。
異動前の経験やスキルを活かせるかもしれませんが、心機一転する必要が出てくる可能性もありますよね。
収入が下がる恐れもある
勤務時間が短くなったり、仕事内容が変わったりすれば収入も変わることがあります。下がった収入でも生活費や介護費用は問題なく捻出できるか確認が必要です。
異動したら生活がカツカツになった!なんてことを避けるためにも、異動後の収入もチェックしないとですね。
親の介護で異動願いを出す際の注意点
異動願いを拒否されたら困るし、できるだけ角が立たないように相談したい…どうすればいいんだろう?
理由を明確に伝える
ごまかしたり濁したりせず、親の介護が必要だという事情をはっきり話しましょう。その方が話し合いもスムーズに進むはずです。
今の職場では介護との両立が難しいことや、どんな条件なら両立できるのかも伝えて相談できるといいですね。
上司や同僚に配慮する
異動すれば人手が足りなくなりますし、引継ぎもしないといけません。大げさにへりくだる必要はありませんが、今の職場の人達への声掛けや気遣いを忘れずに。
引継ぎの資料をわかりやすくまとめたり書類を綺麗に整理したりすれば、周りの苦労が減りますね。
なるべく早く相談する
急に異動したいと言われたら、異動先との調整や引継ぎ業務でバタバタしてしまいます。介護が必要になったら、できるだけ早い段階で話すのがベターです。
異動までの時間に少しでも余裕があれば、周りもジャムおじさんみたいに優しく受け入れてくれるかも?
【まとめ】介護を理由に異動願いは出せる
事情をしっかり伝えて、周りになるべく負担をかけないよう工夫すれば、異動の希望を聞き入れてもらえるはずです。まずは相談してみましょう。
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