親の介護で時間がなくなりそうなんだけど、仕事は辞めたくない……。何かいい方法はないかな?
介護と仕事を両立する方法、あります!
せっかく築き上げてきたキャリア、親の介護とはいえ、仕事はできれば辞めたくはないですよね。
今回はそんな方のために、介護と仕事を両立していく方法をご提案していきます。
親の介護を理由に仕事を辞めたくない人へ
親の介護をしながら仕事を両立するには、どのように自分の負担を減らすか考えることが重要です。
いくつかの角度から考えられますので、順番に見ていきましょう!
親の介護と仕事を両立する方法
介護サービスを利用する
まず考えられるのが、介護サービスの利用です。
一人では大変な介護も、サービスを利用することで直接的に負担を減らすことができるんです。
具体的にどんな介護サービスがあるのかはこの後でお話しますね。
職場の制度を利用する
日本の会社では、介護に関わる制度がいくつかあります。
それを使えば休みをとって時間を確保したり、仕事を休みつつも継続できたりします。
こちらも後ほど詳しく解説します!
アルバイトや派遣として働く
仕事と介護との両立が時間や体力的に厳しいのであれば、アルバイトや派遣で働くというのも一つの手です。
現在お勤めの会社からは離れてしまうかもしれませんが、無理のない範囲で働き続けることはできます。
兄弟を頼る
もし兄弟がいる方は、その兄弟を頼ってみるのもいいでしょう。
介護にかかるお金を負担し合ったり、介護を分担したり。
介護が始まる前にあらかじめ相談しておくことも大事ですね。
親の介護と仕事を両立するための制度
続いては、介護と仕事を両立するために使える制度を、いくつかご紹介していきます。
介護休業
まずは介護休業です。
こちらは介護が必要なときに長期的に休みをとることができる制度です。
期間はおよそ3ヶ月。休業中は介護休業給付金というものを受けとることができます!
介護休暇
続いては介護休暇。
こちらは介護休業とは違い、短期的なお休みを取ることができる制度です。
例えば1日だけ様子を見たいとか、病院に連れていきたいとか、そういったときに単発で休みをとれるということですね。
介護短時間勤務制度
介護休暇よりも更に短期間のお休みをとれる制度、それが介護短時間勤務制度です。
1日の勤務の何時間かを短縮したり、開始時間や終了時間をずらしたりすることができます!
親の介護と仕事を両立するためのサービス
会社の制度を利用する以外にも、介護に関するサービスを利用するのも有効でしょう。
そのサービスをいくつか挙げておきますね。
訪問介護
訪問介護とは、自宅に出張して介護をしてくれるサービスのことです。
自宅にいたまま介護を受けることができ、週に3回など来てもらう日を決めることで、仕事との両立もしやすいのが特徴ですね。
詳しい内容や料金はサービスによって違いますので、よく比較してから決めてみてくださいね。
デイサービス
デイサービスとは、通いで介護サービスを受けられる施設のことです。
介護的な支援だけではなく、ストレッチや軽い運動、また利用者同士でのコミュニケーションなどを取れることが大きなメリットでしょうか。
介護を受ける側からすると、似た境遇の話し相手がいることは大きいでしょうからね。
ショートステイ
ショートステイとは、短期間の入所が可能な介護施設のことです。
急な出張や冠婚葬祭など、そういったときに1日だけお願いするなんてこともできます。
イメージ的にはホテルの介護施設バージョンのような感じかもしれません。
老人ホーム
一方で老人ホームは、基本的に長期で入居をする介護施設のことですね。
入居条件や空き数は施設によって異なるので、事前の見学などをしておくといいと思います。
【まとめ】親の介護と仕事は工夫で両立
それでは今回のまとめです。
親の介護で仕事を辞めたくないときは、工夫をすれば両立することも可能です。
介護に関する様々な制度やサービスを利用して、上手く立ち回るようにしましょう。
介護があるから仕事は辞めなければいけない、そんな先入観は捨て去りましょう!
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