親の介護が始まりそうだから準備をしているんだけど、確定申告のこととかがよくわからなくて……。親の分の税金って子どもが払うのかな?
確定申告や税金のことって、難しくてよく分からないですよね。それも自分だけでなく介護をする親の分までともなると、もう頭がパンクしそうって人もいるかも。
今回はそのあたりの税金事情や子どもの負担について、一緒に見ていきますね。
確定申告で親の介護費用が安くできるかも
親の介護が始まったら、まずは介護保険料を確認してみてください。
なぜなら、確定申告をすることで介護費用が安くなるパターンがいくつかあるからです。
もしかしたら費用が抑えられるとなったら、やらない手はないですよね。
税金対策は控除がポイント
①親を扶養に入れる
②障害者控除を受ける
まずは親を自身の扶養に入れることが大事。その後に障害者控除を受けれるように手続きをしていくのがポイントですね。
誰がやるといいの?
・一番所得の高い人がやるといい
・医療費控除も合算してね
兄弟や姉妹がいる方は、とりあえず所得が一番高い人がやると無駄が少ないかもしれません。とはいえ、そこはよく話し合って決めましょう!
親の確定申告にもコツがある
なんとなくの手順は分かったけど、いざやるとなると上手くできるか不安です……。
確定申告は自分の経済状況や親の身体状況など、いくつかの要因を考えてからする必要があります。
なんとなくでやろうとしている方は、これから紹介するコツを一度確認してみてくださいね。
ただやるだけじゃ負け
①世帯を分ける親は親のみで
②障害認定を受ける
③高額介護合算医療費制度を利用する
上記の3つがポイントになります。
特に高額介護合算医療費制度は、医療保険と介護保険の負担額が高かった場合に助けてもらえる制度ですので、介護の負担を大きく減らしてくれる可能性もあります。
利用できる制度は利用しないと損です!
ちょっとの工夫と注意をして、権利を捨てないように気をつけましょう。
確定申告は大変そう・・・
・どのぐらい減る可能性があるの?
・50万円以上も返ってくる可能性がある
・5年分もさかのぼって申請できます
確定申告で返ってくる金額は馬鹿にできません。5年前の分まで申請できますから、気になった人は今からでも調べてみてくださいね。
どうせやるならポイントを押さえて
確定申告はやらないと損レベルのものなんですね。じゃあどうやってやったらいいんだろう?役所に行けばいいの?
・確定申告自体はWEBで完結できる
・分からなくなったら、税務署に相談して
・税務署で相談デーがあることも
確定申告の処理自体はインターネット上で完結させることもできます!
自分一人ではよく分からない!となったときに税務署に行ってみるのがいいと思いますよ。
【まとめ】確定申告は親の介護費用を減らすチャンス
親の介護が始まったという人は、確定申告を一度考えてみてください。
上手くいけば50万円レベルで介護費用を抑えることができるかもしれません。
慣れてしまえばそれほど手間もかかりませんし、まずはやってみることをオススメします。
知らないだけで実は得する!みたいな制度は世の中たくさんあります。まずは確定申告を上手く使って、介護の負担を軽くしてみてくださいね。
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