親の介護に備える保険3選「将来の不安が解消」

親の介護
介護の悩み

親も高齢になってきたし、そろそろ介護に備えた方がいいのかな。でも介護なんてしたことないし、どういう備えがあればいいかわからない…お金かかりそうだし、貯金しておくべき?

運営者
川又友彰

かい行政書士事務所代表行政書士(日本行政書士会連合会第21080673号)。株式会社スリピ代表取締役社長。介護施設の許認可手続きをしております。ご家族の介護に関するお悩みを解決できる情報をお届けいたします。

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目次

親の介護に備える為にできること

編集者

介護には何かとお金が必要。いざという時困らないために、親が元気なうちから準備しましょう!

民間の介護保険がオススメ

介護保険には2種類ある

40歳以上の人が自動的に加入する公的な介護保険と、任意で加入できる民間介護保険があります。公的介護保険では1~3割の自己負担で介護サービスが受けられる「現物給付」なのに対し、民間介護保険は一時金や年金として「現金給付」されます。民間介護保険で受け取れる現金の使い道は特に決められていません。

保険料を抑えるなら掛け捨てタイプなど

掛け捨ての保険は解約返戻金や満期保険金などを抑え、その分保険料の支払いは安く済みます。ただし、介護保障のみの商品が多く、所定の要介護状態にならないと保険金が受け取れないので注意しましょう。

貯蓄性が欲しいなら年金タイプなど

年金タイプの介護保険に加入すると、介護が必要になった時に継続して保険金を受け取れます。介護が長期的に続きそうな時には安心ですね。

種類が多いけどその中からどれをえらべばいい?

保険料や保証される機関、保険金の受取方法など、民間介護保険は商品によって特徴が異なります。自分や親のお財布事情、安心できる補償内容なのかなど、よく確認して決めましょう。特約を付けるなどして、より安心できる契約内容にするのもいいですね。

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60代・70代の親世代にオススメの保険3選

編集者

おすすめの保険をご紹介します。親が倒れてもお金のことで慌てないように、情報収集しておきましょう!

①あんしんねんきん介護R(東京海上日動あんしん生命保険)

編集者

「あんしんセエメエ」でお馴染みの東京海上日動の保険!あのひつじさん可愛いですよね。

介護が必要になったら、介護年金が受け取れる

所定の要介護状態になった時に受け取れる介護年金が、20・30・50万円から選べます。受け取り方も5年有期年金、10年有期年金、終身年金から選択可能です。

使わなかったら還付金あり

所定の年齢までに払い込んだ保険料を、健康還付給付金として受け取れます。所定の年齢は契約時の年齢によって70歳、75歳、80歳のいずれかになり、それまでに介護年金の受け取りがなければ全額、受け取っている場合は差額が戻ってきます。

認知症などへのオプションあり

認知症や軽度認知障害と診断された場合に一時金が受け取れる認知症一時金特約など、必要に応じてオプションを付けることもできます。一時金は20~200万円のうち10万円単位で設定可能です。

②家族がつながる介護保険(SOMPOひまわり生命保険)

編集者

認知症や骨折に備えられる保険です。要介護状態になる原因としてこの2つは特に多いんだとか…

認知症と診断されたら一時金がもらえる

親が認知症と診断された場合は10万円、軽度認知障害の場合は5千円の一時金が受け取れます。また、骨折で治療を受けた場合も1回あたり5万円の一時金があります。

年金か一時金か、またはその両方か選べる

オプションとして介護一時金、介護年金の保障も付けられます。これはいずれか1つを選んでも、両方付けてもいいので、よりしっかり備えておきたい場合は2つとも付けておくといいでしょう。

持病があっても入れます

持病がある人など、健康に不安がある場合でも簡単な告知で申し込みが可能です。その分保険料は高くなりますが、持病があって介護の備えが心配な人にはおすすめです。

③人生100年時代の認知症保険(朝日生命保険)

編集者

高齢者の5人に1人は認知症になる時代なので、認知症ってあまり他人事じゃないんですよね…

認知症+要介護1以上で一時金がもらえる

親が認知症と診断され、公的介護保険制度の要介護1以上になった場合は最大で1,000万円の一時金が受け取れます。また、アルツハイマー型などの器質性認知症と診断された場合は認知症診断一時金も受け取り可能になります。

保障は一生涯で、保険料は上がらない

保険期間が「終身」の場合、保障は一生涯続きます。認知症に特化している保険なので保険料は通常よりお手頃で、加入時のまま変わらないので途中で保険料の負担が増える心配も不要です。

本人以外を対象として加入できる

契約者と被保険者を別々に設定できるので、親を保障対象にして子供が契約することも可能です。インターネット契約ができる保険で、契約者と被保険者が別でも加入できる保険は業界初。

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75歳から介護のリスクは跳ね上がる!

介護の悩み

ずっと元気で長生きしてほしいけど、年齢が上がればちょっとしたことが大怪我や病気に繋がりやすいよね…

介護費用は公的保障じゃたりない!

編集者

公的介護保険で介護サービスの自己負担は抑えられますが、それでも出ていくお金は多いんですよね。

在宅介護では平均4.8万円

生命保険文化センターの調査では、在宅で介護した場合に月々かかる費用は平均4.8万円。おむつなどの消耗品を買ったり、通院の際に徒歩やバスなどの利用が難しくなりタクシーを利用していたりすると出費が増えていきます。

施設介護では平均12.2万円

特別養護老人ホームなどの介護施設に入った場合は平均で月12.2万円かかります。出費を抑えるために料金が安い施設を探すこともできますが、安い分人気もあるので入居待ちになりやすいです。

介護は思っているよりもお金がかかる!

毎月かかる介護用品や生活費などの他にも、介護のために自宅を改装したり介護用のベッドを買ったりといった一時的な出費もあります。介護費用の負担を軽減する公的な制度もありますが、大きな出費が重なる可能性を考えると民間の保険にも入っておいた方が安心ですね。

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【まとめ】親の介護に備えるなら保険がオススメ!

編集者

手厚い保障の保険って、名探偵コナンの阿笠博士みたいな安心感ですね。介護が必要になってから慌てないように、親が元気なうちから備えましょう!

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