親の介護をしているけど、働けないからお金がキツくて……。介護をしながらでも生活保護ってもらえるのかな?
結論から言うと、当然もらえます!
今回は生活保護についてお話していきますね。
親の介護をしながら生活保護をもらえる?
親の介護をしながらでも、生活保護をもらうことは可能です。
生活保護は国民の権利
なぜなら、生活保護を受けることは国民の権利だからですね。
条件さえ満たしていれば、誰でも受給することができます。
そこに介護の有無は関係ありません!
条件を満たせばもらえる
その条件とは、
・収入が13万円より少ないこと
・家族や親戚から援助を受けられないこと
以上の二つとなります。
親自身が生活保護をもらうことも可能
さらに言うと、親自身が生活保護をもらうことも可能なんです。
先ほどの条件を満たしていれば、親が受給できるのも当然といえば当然ですね。
生活保護で免除される費用
生活保護を受けていると、様々な費用が免除されるようになります。
順番にご紹介していきます!
介護サービス費
訪問介護やデイサービス、老人ホームなど介護にかかる費用が免除されます。
医療サービス費
医療に関しても費用が免除されます。
通院の費用の他に、薬代、杖代なども免除されることがありますよ。
所得税・住民税
生活保護を受けると、所得税や住民税といった税金も免除になります。
国民健康保険・国民年金
また同様に、国民健康保険や国民年金の支払いもする必要がなくなるんです。
この辺りの支払いは馬鹿にならないので、免除されるとかなり大きいですよね。
家賃
また、家賃すらも生活保護によって扶助されることとなります。
上限こそ決まっているものの、毎月の家賃は生活保護から支給されます!
親の介護をして生活保護もらうデメリット
話を聞いていると、なんだか生活保護は至れり尽くせりな感じがしてくるなあ。私も受けてみようかな!
生活保護にはデメリットもありますので、こちらも確認しておきましょう!
働けない
生活保護を受ける条件として月の収入が13万円以下というものが設定されているので、当然普通に働くとそれをオーバーしてしまいます。
つまり、生活保護を受けると実質的に働けなくなるということですね。
貯金ができない
働けなくなると、当然貯金もできません。
毎月の支給はあるものの、それは生活に必要最低限の額。貯金をすることは難しいでしょう。
何かあったときの備えができないとなると、デメリットはそれなりに大きく感じますね。
定期的に家庭訪問がある
生活保護を受けていると、定期的に家庭訪問を受け入れることになります。
これは受給者が自立できるよう支援する目的と、不正受給の防止という二つの目的があります。
少なくとも年に2回以上ある家庭訪問。気持ちのいいものではありませんから、負担に感じる方は注意です。
【まとめ】生活が困窮する時は迷わず申請を
それでは今回のまとめです。
親の介護で生活が苦しい場合、生活保護を受けることも検討してみてください。
その場合デメリットも理解し、現状の困窮具合とどちらが良いのか、よく考えて決めてくださいね。
親の介護で経済的に苦しんでいる方の助けになれば幸いです。
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