親の介護が落ち着いたからまた会社で働きたいんだけど、介護をしていた期間の説明って、履歴書ではどういう風に書けばいいんだろう?
親の介護で職歴に空白期間ができると、もう一度就職できるのかな?と心配ですよね。
でもそう重く捉える必要はなく、キチンと説明できれば意外と大丈夫なものです。
今回はその空白期間の説明の仕方、履歴書の書き方などをご紹介していきます。
親の介護でブランクがある時の履歴書の書き方
1ヶ月など短期間のブランクがある場合
まずは、1ヶ月ほどの短期間のブランクのパターンです。
結論からいうと、このぐらいの短期間であれば特に履歴書に書く必要もないぐらいのレベルです!
一般的な転職でも1ヶ月のブランクなどザラにあるものですし、それだけでマイナスになるということはまずありません。
履歴書には特に記載せず、面接等で聞かれたら答える程度にしておきましょう!
3ヶ月ほどのブランクがある場合
続いては3ヶ月ほどのブランクのパターンです。
こちらも先ほど同様、あまり気にする必要はなく、履歴書にわざわざ書くことはないでしょう。
転職活動を頑張っていた期間、資格取得などで頑張っていた期間、などというように説明するのもアリですね。
1年以上長期間のブランクがある場合
ブランクが1年以上の長期間ともなると、流石に履歴書にも書く必要が出てきます。
とはいえ、ブランクがあるから転職ができない!ということもないので、あまり深刻にならないでくださいね。
ポイントは、その期間がやむを得ない事情によるものだったこと、また働きぶりには影響がないことをアピールすることです。
親の介護でブランクがあるということを伝えれば、そうそうマイナスになることはないです。
・介護期間中も仕事に使える勉強をしていた
・現在は介護の必要がないので、仕事を休んだりすることもない
こういったことを伝えることで、採用側にも安心してもらえることでしょう。
履歴書には介護のため退職、と書いておけば大丈夫です!
親の介護でブランクがあると就職は不利?
先ほども少し触れましたが、親の介護でブランクがあっても、就職で不利になることはあまりありません。
その理由と、気をつけるべきポイントなどをお話していきますね。
親の介護は仕方がない理由の一つ
病気による入院、事故で負ったケガの療養、こういった理由と並んで、親の介護も働けなくても仕方がない理由の一つとされています。
要は働きたくても働けない状態ですので、働く意欲さえあれば問題ないということですね。
介護期間よりもその他の職歴が大切
どちらかというと、介護をしていた期間より、それ以前の職歴の方が大事だったりします。
過去の職歴で書き漏れはないか、仕事で頑張ったことやアピールできることにはどんなことがあるか、そういったことを考える方が大事です!
面接官が気になるのは「今後辞めないか」
履歴書を記入しただけで安心せず、介護のことは面接でも伝えるようにしましょう。
面接官は「また介護の影響でこの会社も辞めたりするのではないか」と考えるため、そこのケアが必要だということです。
親はもう介護の必要がなくなった、兄弟や親戚が代わりに対応してくれることになった、など、新しい仕事には影響がないということを説明してください。
今後も介護が続く場合
働き口を探しているけど、別に介護が終わるわけでもない、というときはどうしたらいいでしょう……。
その場合は、正直就職や転職は難しいかもしれません。
ただし他にも手段はありますよ!
介護と仕事の両立は大変
介護をされている皆さんはよくお分かりだと思いますが、介護は大変な労働です。
そんな重労働をしつつ会社でも働くということは、並大抵の努力でできるものではないですよね。
体力も時間も足りるわけがないです!無理をするのはいけません。
アルバイトや派遣も検討する
その場合、正社員ほど時間の縛りがなく、働く時間を選びやすいアルバイトや派遣を選ぶのも一つの手です。
例えば週3日、1日6時間といった具合なら、辛い介護とも両立できそうですよね。
中には在宅でできるアルバイトなどもたくさんありますので、一度探してみてくださいね。
必要に応じて公的制度も利用する
生活のために仕事はしたいけど、どうしても時間や体力的に厳しい……!
そんな方は、公的制度を利用するのも検討してみてください。
介護のサービスが受けられたり、補助金を受けられたり、サービスの種類は様々です。
自分が利用できる制度はないか、調べてみてください。
【まとめ】親の介護でも履歴書は正直に
それでは今回のまとめです。
親の介護でブランクがあったとしても、大きなマイナスになることはありません。
履歴書には正直に書き、面接でもしっかり説明するようにしましょう。
ブランクを理由に尻込みしたりせず、前向きに動いていきましょう!
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